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ものづくりドットコムのコミュニティとは?

メンバー同士がものづくり技術や情報を交換したり、興味や関心があるトピックを読んだり、またそれに投稿したりすることで、お互いから学んだり、繋がりを持つことを目的とした場所です。
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ものづくりドットコムユーザー
ベーシック
2024/05/15 08:24
電気式焙煎機の開発に携わっています。開発中の製品のフリッカ試験(IEC61000-3-11)を実施したところNGとなりました。
調べてみましたが規格の要求に対応するために、どのような対応を取ればよいかという情報になかなかたどり着けません。
フリッカの対応について詳しい方に相談させていただきたいと考えております。
ちなみに焙煎機は三相200V-14.3kWになり、大きな負荷はヒータとモータ(インバータ制御)です。
よろしくお願いいたします。
いいね いいね 3 コメント 4件
ものづくりドットコム事務局 2024/05/16 16:14
ご利用いただきありがとうございます。
事務局から知見をお持ちの方にご質問を共有し、回答をいただけるかどうか確認させていただきます。

具体的な指導など必要でしたら、専門家のスポットコンサルなどのご利用もぜひご検討くださいませ。
マッチングサービス:https://www.monodukuri.com/specialists/matching
野田伸一
エキスパート(スタンダード)
2024/05/20 21:40
初めまして。
ものづくりドットコム登録専門家の野田伸一です。
「モータ+インバータ」技術を48年間経験しています。
ご質問を拝見しました。以下にご確認事項と回答をいたします。

【確認事項】
・フリッカ試験(IEC61000-3-11)とは、電源電圧の変動およびフリッカが限度値「ΔV10」を超えな 
 いことを評価する試験でよろしいでしょうか。
・NGとは「ΔV10」とはフリッカをちらつき感の大きさを表した数値がNGでしょうか。
・モータ(インバータ制御)の容量kW、回転数はどれくらいでしょうか。
・負荷時のモータ電流、電圧の波形は測定されていますか。
・ヒータのワット数はいくらですか。

【回答】
他の装置でも類似事例がありました。最近ではインバータのパワーエレクトロニクスを使用した装置からの電圧フリッカの発生が多く報告されています。インバータ電源の負荷による電圧変動、高調波、高い周波数および有効電力、無効電力の実効値変動などの影響です。
 上記回答は、あくまでも推定した回答になります。

 確認事項では、いろいろとお手数をおかけし申し訳ございません。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。インバータ電源では実務面でトラブルが増大している分野なので、少しでもお役に立てればと願っています。
ものづくりドットコムユーザー
ベーシック
2024/05/21 08:32
野田伸一様

お世話になります。

フリッカに関するご回答いただき、ありがとうございます。

確認事項について、追加させていただきます。

・フリッカ試験の内容については、私共もよく理解しておりません。
 Pst、dmax、dc、Tmaxを測定して限度値を超えていないが判定しています。

・モータは1.3kWで試験時の回転数は3600rpmになります。

・ヒータは12kWで、温度制御のためオン・オフ制御(ゼロクロス動作)を行っています。

よろしくお願いいたします。
ものづくりドットコム事務局 2024/05/31 09:13
本件は個別にご連絡させていただいたため、クローズさせていただきます。
鈴木崇司
エキスパート(ゴールド)
2024/06/22 14:33
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/45671

オンデマンドセミナーが開講しました。
ご参考に
鈴木崇司
エキスパート(ゴールド)
2024/05/27 13:48
コミュニティ名に共感覚えました
参加させて頂きます。
鈴木崇司
エキスパート(ゴールド)
2024/05/23 20:20
6月防水セミナー開催します。 翌週中級です
https://engineer-education.com/seminar/waterproof-equipment-development_foundation-and-design/
電子機器における防水設計手法・中級編
≪設計テクニックと勘どころ≫

セミナープログラム(予定)
1.電子機器と防水規格
1-1 電子機器と防水性
1-2 防水規格(防塵規格)
1-3 防水規格別の製品群
1-4 防水規格別の試験設備
1-5 防水規格を得るには
1-6 防水規格の落とし穴と対処法

2.電子機器の防水構造設計の検討方法
2-1 防水構造を考慮した筐体設計
2-2 キャップ・カバー設計
2-3 防水膜・音響部
2-4 スイッチ
2-5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)

3.止水部品の設計
3-1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
3-2 Oリング(参照値と実使用)
3-3 防水両面テープ・接着剤
3-4 防水ねじ

4.防水筐体の放熱設計
4-1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
4-2 熱の3形態と熱伝導
4-3 低温火傷を回避するコツ
4-4 放熱材料の種類と選択方法
4-5 費用対効果を考慮した放熱設計

5.防水計算とCAEを用いた防水設計
5-1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
5-2 両面テープ 濡れ性
5-3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
5-4 放熱シミュレーション

6.エアリーク試験の設定と対策方法
6-1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
6-2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
6-3 エアリークの原因解明と対策実施例
6-4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器

7.防水設計の不具合例と対策手法
7-1 ガスケット設計と外観不具合
7-2 防水テープクリープ現象
7-3 防水膜のビビリ音
7-4 防水キャップ/カバーの操作感度

8. 技術紹介・まとめ・質疑応答
8-1 TOM:基板防水案
8-2 撥水・ポッティング
8-3 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案
鈴木崇司
エキスパート(ゴールド)
2024/05/23 20:18
6月防水セミナー開催します。
https://engineer-education.com/seminar/electronic-device_waterproof-design-technology/
はじめての電子機器防水設計 初級編
《基礎と理論》

セミナープログラム(予定)
1.会社紹介

2.電子機器と防水規格
2-1. 電子機器と防水性
2-2. 防水規格(防塵規格)とは

3.防水設計のポイント
3-1. 防水機能付加方法の分類
3-2. 製品コストコントロール
3-3. デザイン制約
3-4. 筐体剛性の課題
3-5. 密閉筐体による放熱特性の低下

4.部品別の防水設計
4-1(1). ケースの防水設計:防水構造の基本、インサート成形など
4-1(2).Oリング、ゴムパッキン(ガスケット)設計
4-1(3). 各部両面テープによる防水設計
4-1(4). ネジの防水設計

防水による各部の設計差分
4-2(1). 表示部・操作部の防水設計
4-2(2). 音響部の防水設計
4-2(3). コネクタ/外部インターフェイスの防水設計
4-2(4). 基板防水
4-2(5). 防水筐体の放熱設計

5.防水機能の評価
5-1. 防水試験、評価の進め方
5-2. 原因解明と対策実施

6.防水機器の開発プロセス
6-1. 開発・設計手法(CAE活用など)
6-2. 設計基準の策定

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